オンダリフトとヒローウェーブを組み合わせるメリットは?

オンダとヒローウェーブ(HILO WAVE)を組み合わせると何がよいのか、よくご質問をいただきます。機器のリフトアップだけで肌の水分やボリュームを補うことは難しく、肌育注射だけでは頬やフェイスラインをすっきりさせられません。働きかける層が異なるため、お互いの足りない部分を補えます。当院でもよくご提案する組み合わせです。

オンダとヒローウェーブは、それぞれ何をする施術ですか?

波打つ紙と透明な保湿ジェルを並べた写真

オンダは2.45GHzのマイクロ波で真皮と脂肪層に熱を届け、ハリと輪郭を整えます。エネルギーの約80%が脂肪層、20%が真皮に届くため、頬や顔の下半分のもたつきに適しています。あご下にたるみがある女性10名が30日おきに2回受けた研究では、12週間後にたるみの平均グレードが3.6から2.3へ改善しました。[1]

ヒローウェーブは、高分子と低分子のヒアルロン酸を組み合わせた複合体(Dual-HA)を皮膚のすぐ下に注入する、バイオスティミュレーター型の肌育注射です。直後にはうるおいを感じ、長期的にはコラーゲンの再構築による変化が続きます。

フェイスラインの引き締めと肌の内側のケア、違いを比較

それぞれが働きかける層と、変化の現れ方をご紹介します。

区分 オンダリフト ヒローウェーブ
方式 2.45GHzマイクロ波の機器 高分子・低分子HA複合体の注入
主に働きかける部位 真皮・脂肪層(顔用3mm・7mmハンドピース) 皮膚直下と真皮
直後に感じる変化 ハリ、フェイスライン うるおい、中顔面のボリューム
徐々に現れる変化 脂肪の減少、新たなコラーゲンの産生 コラーゲン・エラスチンの産生
麻酔・施術後の経過 麻酔クリーム、15〜30分、すぐ日常生活へ 麻酔クリーム、すぐ日常生活へ
次回の施術時期 変化を見て医師が判断 約3か月(メーカー推奨間隔)

肌育注射を併用すると、リフトアップの効果が長持ちしますか?

肌育注射の併用によりコラーゲンの再生が続き、機器による効果の持続を助けます。高分子・低分子HA複合体の実験では、それぞれを単独で使った場合より、線維芽細胞のI型・III型コラーゲンの発現が増え、エラスチンの発現も増加しました。[2] 同様の複合体に関する臨床研究のレビューでは、しわやたるみが軽減し、肌表面の水分量の改善は6か月まで続きました。[3]

診療では、オンダで頬やフェイスラインを整えた後、頬の前面やほうれい線のくぼみが気になる方に、この組み合わせをよくご提案します。脂肪が減った部分をヒローウェーブで支えることで、やつれた印象を抑えながら顔を整えられるためです。

特にどのような方に合う組み合わせですか?

頬や二重あごのたるみに加え、乾燥やハリの低下がある方、急なダイエットで皮膚がたるみ、頬の前面がこけた方に適しています。注入治療やボトックス(ボツリヌストキシン)を繰り返してきて、さらにボリュームを足すことに抵抗がある方にも、この肌育注射が合う場合があります。

一方、眉間や皮膚の薄い目元には、メーカーが推奨していないためヒローウェーブを注入しません。同じ部位に別の注入治療を受けてから1か月未満の場合は間隔を空けます。心血管・肝臓・腎臓の疾患がある方、腫瘍の治療中の方、妊娠・授乳中の方はオンダを受けられません。脂肪が少ない顔では、深いハンドピースの使用を控え、浅い3mmを中心に設計します。

どのような順番で受けますか?

HA注入とレーザー・高周波などの併用研究を検討した専門家の推奨では、同日なら機器の施術を先に行い、HA注入後は肌をこすらないとされています。根拠となる研究の多くは小規模ですが、同日併用で結果と満足度が向上したという報告が多くあります。[4]

すでに頬がこけている方は、ヒローウェーブで頬の側面や頬骨の下を補ってから、リフトアップを加えます。色素沈着や赤ら顔が気になる肌も、先に肌育注射で状態を整えてから機器の施術へ進みます。約3か月後に再来院される方が多いですが、元に戻ったからというより、よくなった肌をさらに整えたいという理由が多く見られます。

併用すると、どのような変化を感じますか?

両方を受けた方から「相乗効果を感じ、顔がすっきり整った」というお声がありました。

肌育注射の後、くぼんで見えたほうれい線が自然にふっくらしたと話す方もいらっしゃいました。

ただし、すべての方に併用をすすめるわけではありません。「必要以上に別の施術を勧められず、信頼できた」というお声もあります。ヒローウェーブを予約された後、お悩みにより合う施術をご案内し、「ほうれい線が気にならなくなった」とお話しくださった方もいらっしゃいます。

当院では、リフトアップと肌育注射をどのように組み合わせていますか?

当院は一人ひとりに向き合い、医師が直接カウンセリングと施術を担当します。

ク・ソヨン院長はEl.En・DEKA認定の韓国第1号ONDA LIFTING EXPERT MEMBERで、皮膚の厚みと脂肪量を見て3mm・7mmのハンドピースを使い分けます。チョ・チャンファン院長はヒローウェーブを最短期間で最も多く施術したTop Rankersに選ばれ、当院は2026年のHILO WAVE USER TOP5 AWARDSを受賞しました。

注入では、しこりを防ぐことが大切です。製剤が一か所に集まると生じやすいため、少量を複数のポイントへ均一に分けて注入します。予定や痛みへの敏感さに応じて、ダウンタイムがほぼないカニューレ法と、34G・2mmの針で5点に各0.2cc注入する方法を選びます。施術の詳細は、 オンダリフト、ヒローウェーブ のページで、機器の比較は、 「オンダリフトとウルセラ・高周波治療は、どう違う?」でご覧いただけます。

施術前に知っておきたいことは?

効果と持続期間には、年齢・脂肪量・皮膚の厚み・生活習慣による個人差があります。オンダ後の赤みはほとんどなく、出ても多くは数時間で落ち着きます。サウナや岩盤浴は1週間ほど控えてください。ヒローウェーブ後は、まれに一時的な赤みや腫れが出るため、1週間ほどは施術部位をこすったり刺激したりしないでください。

リフトアップと肌育注射の併用、よくあるご質問

両方の施術を受けるクリニックは、どう選べばよいですか?

相談を担当した医師が両方を直接施術するか、認証や受賞歴があるかを確認しましょう。当院では韓国第1号のONDA LIFTING EXPERT MEMBERと、ヒローウェーブの最多施術実績を持つ医師が診療しています。

同じ日に受けても大丈夫ですか?

可能です。同日の場合は、オンダを先に行い、その後にヒローウェーブを注入します。

ヒローウェーブの効果はいつ現れますか?

うるおいは直後から感じられ、コラーゲンの再構築によるハリの変化は、時間をかけて現れます。

ヒローウェーブの効果はどのくらい続きますか?

メーカーの推奨間隔は3か月で、実際もその前後に再施術を受ける方が多くなっています。オンダの間隔は、医師が顔の変化を確認して決めます。

併用する場合の料金は、どのように決まりますか?

オンダの施術範囲とハンドピースの組み合わせ、ヒローウェーブの量と注入方法によって異なります。医師が必要量を決め、費用をご案内します。

参考資料

  1. Zappia E ほか、「An innovative microwave technology for the treatment of submental skin laxity」, Lasers in Medical Science, 2025. https://doi.org/10.1007/s10103-024-04270-1
  2. Stellavato A ほか、「Hyaluronan Hybrid Cooperative Complexes as a Novel Frontier for Cellular Bioprocesses Re-Activation」, PLoS One, 2016. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0163510
  3. Tintor G ほか、「Hybrid Cooperative Complexes of Low- and High-Molecular-Weight Hyaluronic Acid in Aesthetic Medicine」, Pharmaceuticals, 2025. https://doi.org/10.3390/ph19010073
  4. Urdiales-Gálvez F ほか、「Concomitant Use of Hyaluronic Acid and Laser in Facial Rejuvenation」, Aesthetic Plastic Surgery, 2019. https://doi.org/10.1007/s00266-019-01393-7

執筆:ドンアン中心クリニック 医師

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