開いた毛穴、施術でどこまで目立たなくできる?
メイクをしても頬の毛穴が目立つと、本当に小さくなるのか気になるものです。毛穴そのものをなくすことはできませんが、広がった原因に合わせて治療すれば、目立ちにくくすることは可能です。まず、皮脂で広がった毛穴なのか、ハリの低下によって伸びた毛穴なのかを見極めます。
毛穴が広がるのはなぜですか?

毛穴は、毛や皮脂が出てくる毛包の入り口です。毛穴に関する研究をまとめた論文では、顔の毛穴が広がる主な原因として、皮脂の過剰分泌、周囲の皮膚のハリの低下、毛包そのものの拡大の3つを挙げています。繰り返すニキビ、性ホルモン、スキンケアの習慣も毛穴の大きさに関わります。[1]
同じ毛穴の悩みでも、脂性肌の20代と乾燥肌の40代では、原因がまったく違うことがあります。原因を区別せず同じ施術を受けても、期待したほど目立たなくならないのはそのためです。
毛穴のタイプによって何が違いますか?
毛穴は原因によって3つに分けられ、見た目と治療方針がそれぞれ異なります。
| タイプ | 主な見た目 | 多い部位 | 治療方針 |
|---|---|---|---|
| 皮脂による開き毛穴 | 丸く開き、テカリがある | 鼻・頬の内側 | 皮脂のコントロール、角質ケア |
| たるみ毛穴 | しずく形に下へ伸びる | 頬の外側 | 真皮のコラーゲン再生、ハリの改善 |
| ニキビ跡を伴う毛穴 | 縁がくぼみ、凹凸がある | ニキビ跡のある部位 | 瘢痕の修復、真皮のリモデリング |
実際には、2つ以上のタイプが混在していることも少なくありません。ニキビが長く続いた30代では開き毛穴とニキビ跡、40代では開き毛穴とたるみ毛穴が重なることもあります。そのため診察では、鼻、頬の内側、外側を分けて確認します。同じ顔でも部位ごとにタイプが異なり、顔全体を同じ設定で施術すると、十分に対応できない部分が出てくるためです。
ホームケアでどこまで改善できますか?
洗顔、角質ケア、保湿、紫外線対策は、毛穴の広がりを防ぐ基本です。紫外線も毛穴の大きさに影響するため、日焼け止めを欠かさないようにしましょう。[2] ただし、スクラブや強いピーリングを頻繁に行うと、かえって肌のバリア機能が低下し、赤みが出ることがあります。すでに伸びた毛穴やニキビ跡を伴う毛穴は、ホームケアだけでは改善が難しく、真皮に働きかける施術も検討します。
毛穴治療はどのような仕組みですか?
毛穴治療の臨床試験19件、計591名を比較した文献レビューでは、1回よりも複数回、単独の方法よりも複数の方法を組み合わせたほうが、毛穴の面積や数の減少が大きいと報告されています。研究者は、若い世代では皮脂のコントロールを、年齢を重ねた世代ではそれに肌の再生を加えることを勧めています。[2] 「1回で小さくなりますか」とよく聞かれますが、通常は複数回に分け、2種類以上の方法を組み合わせて計画します。
真皮の再生を促す代表的な方法が、フラクショナルレーザーとマイクロニードルRFです。皮膚に微細な通り道や熱の刺激を点状に加えると、回復の過程で新しいコラーゲンが作られ、毛穴の周囲が引き締まります。ピコ秒レーザーをフラクショナル照射すると、表皮と真皮に微細な反応が起こり、真皮の再生を助けます。開いた毛穴、光老化、萎縮性瘢痕への効果も報告されています。[3]
毛穴治療のレーザーはどう選びますか?
皮脂や肌のキメが気になる場合は表皮を薄く整える治療、たるみ毛穴には真皮の深い層へ熱を届ける治療が向いています。当院では、毛穴のタイプに応じて施術を使い分けています。HALOは、表皮を整える波長と真皮に届く波長を同時に照射し、キメと毛穴の両方に働きかけます。Opusは、プラズマと高周波で表皮と真皮を同時に刺激します。皮膚が薄く、レーザーの副作用が心配な方にも向いています。施術を受けた方からは、赤み、キメ、毛穴、小じわまで改善したとのお声がありました。
エクシオンは、細かなピンから真皮へ高周波を届け、瘢痕や毛穴を治療します。ハリとキメを一緒に整えたい方に、比較的よい反応が見られます。施術を受けた方からも、ハリだけでなく、肌のトーンや毛穴、キメもよくなった気がするとのお声がありました。ハリが低下した肌の構造を支えるために、ECMスキンブースターのリトゥオを加えることもあります。内側の乾燥と毛穴がともに気になる方におすすめしており、初めは4週間おきに3回を目安にします。針で注入する際に痛みを伴いやすいため、痛みの少ないヒローウェーブ(HILO WAVE)と役割を分けて計画することもあります。
当院ではどのように毛穴を治療しますか?
当院では流れ作業の診療を行わず、院長がカウンセリングから施術まで直接担当します。毛穴のタイプと、皮脂・ハリの低下のどちらが主な原因かを診察で確認してから、施術と順序を決めます。
Opus(オーパス)では、お悩みに応じて3種類のハンドピースを使い分けます。瘢痕や毛穴にはRFピクセル、ハリにはコアキシポーラ、ニキビや皮脂にはスパークチップを使用し、毛穴・小じわ・キメに重点を置いたOpus Focusで施術することもあります。施術後にはLDMなどの保湿・再生ケアを加え、回復を助けます。チョ・チャンファン院長は、2026年の大韓美容整形レーザー医学会春季学術大会で、Opusを用いた肌の老化を緩やかにするケアについて講演しました。当院はアルマ社のAlma Elite賞も受賞しています。また、2024年にはエクシオンのメーカーである英国BTL社から、韓国の研究諮問医療機関に指定されました。
施術前に知っておきたいことは?
毛穴治療は1回で完了するものではなく、複数回に分けて少しずつ改善を目指します。改善の程度や持続期間は、皮脂の量、年齢、皮膚の厚さ、生活習慣によって異なります。施術後は赤みや細かなかさぶたができる場合があり、紫外線にも敏感になるため、日焼け対策を徹底してください。プラズマ治療では3日ほどで新しい表皮が覆い、2週間ほどでかさぶたや角質が自然にはがれます。手ではがさずお待ちください。最近日焼けをした方や、光への感受性を高める薬を服用中の方はHALO(ヘイロー)を受けられません。自己免疫疾患のある方や、ペースメーカーなどの植込み型電子機器を使用している方にはOpusをお勧めしていません。過去6〜12か月以内にイソトレチノインを服用した方や妊娠中の方は、受けられないレーザーもあるため、必ずカウンセリングでお知らせください。
毛穴治療のよくあるご質問
ソウル江南・狎鴎亭で毛穴治療を受けるクリニックの選び方は?
まず毛穴のタイプを診断するか、一つの機器だけを勧めず原因に合った方法を選ぶかを確認しましょう。当院では、院長がカウンセリングから施術まで直接担当します。
何回くらい受ける必要がありますか?
毛穴治療は、複数回に分けることでよい結果につながることが多くあります。Opusはメーカーの推奨では2〜4週間おきに4〜6回ですが、実際の回数は肌の状態を見て決めます。
鼻と頬では治療方法が違いますか?
鼻や頬の内側は皮脂による開き毛穴が多いため、皮脂のコントロールが中心です。頬の外側はたるみ毛穴が多く、真皮の再生を重視します。同じ顔でも、部位によって方法を変えます。
レーザー後、すぐにメイクできますか?
施術によって異なります。HALOは通常、翌日からメイクできます。プラズマを使うOpusでは細かなかさぶたができる場合があるため、ご予定に合わせて選びます。
参考資料
- Lee SJ ほか、「Facial Pores: Definition, Causes, and Treatment Options」, Dermatologic Surgery, 2016. https://doi.org/10.1097/DSS.0000000000000657
- Parvar SY ほか、「The efficacy and adverse effects of treatment options for facial pores: A review article」, Journal of Cosmetic Dermatology, 2023. https://doi.org/10.1111/jocd.15502
- Zhou Y ほか、「An update on fractional picosecond laser treatment: histology and clinical applications」, Lasers in Medical Science, 2023. https://doi.org/10.1007/s10103-022-03704-y
