リフトアップの種類と、自分に合った施術の選び方
ウルセラ、サーマクール、オンダ、チタニウムと、リフトアップには多くの種類があり、選び方に迷うかもしれません。大切なのは機器の知名度よりも、自分のたるみがどの層から始まっているかです。筋膜、肌のハリ、頬の脂肪のどこに問題があるかで、適した機器は変わります。
リフトアップにはなぜ多くの種類があるのですか?

顔は、表皮・真皮からなる皮膚、脂肪層、SMASと呼ばれる筋膜が重なった構造です。加齢で最初に変化する層は人によって異なります。真皮のコラーゲンが先に減れば小じわやハリの低下が、筋膜や脂肪が先に下がれば、ぼやけたフェイスラインやジョール(口横のたるみ)が目立ちます。機器は使用するエネルギーが異なり、対象とする層も違います。
主なリフトアップ施術の比較
当院で使用する代表的な4種類の機器は、エネルギー、届く層、適したお悩みがそれぞれ異なります。
| 機器 | エネルギー | 主に働きかける層 | 適しているお悩み | 痛み・回復 |
|---|---|---|---|---|
| ウルセラプライム | 高密度焦点式超音波(HIFU) | 深さ1.5・3.0mmの真皮、4.5mmの筋膜 | フェイスラインのたるみ・輪郭の崩れ | 骨に響くような鈍い痛み。麻酔クリーム・静脈麻酔を使用。腫れや鈍痛は1〜2日程度 |
| サーマクールFLX | モノポーラ高周波(RF) | 真皮全体 | 小じわ・肌のハリ・目元 | 照射時に一瞬の熱さ。麻酔クリームを使用。赤みや腫れは数時間程度 |
| オンダリフト | 2.45GHzのマイクロ波 | 真皮から脂肪層 | 頬の脂肪・下顔面・二重あご | 温かさを感じる程度。麻酔クリームを使用。直後から洗顔・メイク可能 |
| チタニウムリフト | 3波長のダイオードレーザー | 真皮と皮下組織 | ハリ・肌のトーン・回復の早さ | ホットストーンのような温かさ。通常は麻酔不要。直後から洗顔・メイク可能 |
ウルセラとサーマクールの効果はどう違いますか?
ウルセラは、超音波を一点に集め、60〜70℃の小さな熱凝固点を作ります。最も深いところでは4.5mmの筋膜まで届き、たるんだ輪郭を引き上げます。系統的レビューでは、集束超音波は軽度から中等度の顔のたるみを引き締めるのに有効でした。90日後の評価で92%にハリやしわの改善が見られ、変化は1年後まで続きました。[1] 顎や首のラインが曖昧になり、輪郭が崩れ始めた方に、比較的よい反応が見られます。
サーマクールは、表皮を冷却しながら真皮を広く温め、コラーゲンの収縮と再生を促します。肌のハリ、小じわ、目元など皮膚の薄い部位に向いています。高周波機器の研究をまとめたレビューでは、モノポーラ、バイポーラの両方で顔や体のたるみに測定可能な改善があり、副作用の多くは軽度で一時的でした。[2] 急な減量で顔のハリが落ちた方にも向いています。新しいコラーゲンは2〜3か月かけて作られ、6か月ごろに効果が最も大きくなるため、直後だけで判断すると変化を十分に捉えられない場合があります。
頬のもたつきや早い回復を望む方には、オンダとチタニウムのどちらが向いていますか?
オンダリフトは2.45GHzのマイクロ波を使い、肌表面を5℃に冷やしながら、真皮から脂肪層へ熱を届けます。頬や下顔面など、脂肪の重みでたるんで見える顔によく使用します。施術直後から顔がすっきりしたのがわかったというお声もあります。ただし、脂肪の厚さやたるみを確認せず同じ設定を繰り返すと、変化を感じにくい場合があります。そのため医師が、顔に合わせて3mmと7mmのハンドピースを使い分けます。高周波や超音波との違いは、「オンダリフトとウルセラ・高周波治療は、どう違う?」で詳しく解説しています。
チタニウムリフトは755・810・1064nmの3波長を同時に照射するレーザーです。痛みが少なく、麻酔クリームなしでも受けられ、ダウンタイムがないため、大切な予定を控えた方にも選ばれています。撮影前など、腫れや赤みを抑えながら早い変化を求める場合にも向いています。通常は3〜4週間おきに3回をおすすめします。回数を重ねることで、トーン、キメ、毛穴も整っていくためです。
1種類の機器だけで十分ですか?
たるみは複数の層で同時に起こることが多く、2〜3種類を組み合わせる場合があります。集束超音波にマイクロニードルRFを同日、顔の片側だけに追加した比較研究では、併用した側で3か月後のハリとしわの評価が良好でした。[3] ただし、変化した層に必要な治療だけを加えることが原則です。筋膜と真皮の両方にたるみがある方には、ウルセラとサーマクールの併用をご提案します。施術から1週間ほどで、肌が徐々に引き締まる感じがしたというお声もあります。オンダで脂肪層、チタニウムで皮膚を分けて治療したり、効果の持続を補うためにヒローウェーブ(HILO WAVE)などの肌育注射を加えたりすることもあります。
当院ではリフトアップをどのように行いますか?
当院では、医師がカウンセリングから施術まで直接担当します。相談もカウンセラー任せにせず、どの層にどのエネルギーを届けるかを医師が決めます。
当院はウルセラ認定クリニックで、施術を受けた方に正規品使用の証明書を発行しています。チョ・チャンファン院長は、ソルタメディカル主催のSOMA MTLフォーラムに招かれ、目元へのサーマクールFLXの施術法を医師向けに講演しました。ク・ソヨン院長は、El.En・DEKAが認定する韓国第1号のONDA LIFTING EXPERT MEMBERです。当院はアルマ社のAlma Elite賞も受賞しています。2016年からは、顔の状態に合わせてウルセラとサーマクールを組み合わせる「ウルサーマクール・ペンタシステム」を提供しています。
各機器の詳しい情報は、ウルセラ、サーマクール、オンダリフト、チタニウムリフトのページをご覧ください。
リフトアップの前に知っておきたいことは?
効果や持続期間は、年齢、皮膚の厚さ、たるみの程度、生活習慣によって異なります。たるみが非常に強い場合やBMIが高い場合は、集束超音波の効果が低くなるとの報告があり、手術のほうが適することもあります。[1] ペースメーカーなどの植込み型電気機器がある方は高周波治療を受けられません。妊娠・授乳中の方や心血管疾患がある方は、オンダリフトを避けます。
リフトアップのよくあるご質問
ソウル江南・狎鴎亭でリフトアップを受けるクリニックの選び方は?
医師が直接相談を担当するか、機器の認定や講演実績があるか、正規品を確認する手順があるかを確認しましょう。当院では、医師がカウンセリングから施術まで直接担当します。
効果はすぐに現れますか?
オンダやチタニウムは直後から変化を感じる方が多く、ウルセラやサーマクールはコラーゲンの産生とともに数か月かけて効果が高まります。変化の大きさや速さには個人差があります。
ウルセラとサーマクールは、どう違いますか?
ウルセラは超音波で筋膜まで点状に熱を届け、輪郭を引き上げます。サーマクールは高周波で真皮を広く温め、ハリや小じわに働きかけます。対象となる層が異なるため、併用することもあります。
料金は何によって決まりますか?
機器、施術部位、ショット数やライン数、麻酔の方法によって異なります。医師が必要な照射量を判断したうえで、費用をご案内します。
参考資料
- Contini M ほか、「A Systematic Review of the Efficacy of Microfocused Ultrasound for Facial Skin Tightening」, International Journal of Environmental Research and Public Health, 2023. https://doi.org/10.3390/ijerph20021522
- Rohrich RJ ほか、「Minimally Invasive Approach to Skin Tightening of the Face and Body: Systematic Review of Monopolar and Bipolar Radiofrequency Devices」, Plastic and Reconstructive Surgery, 2022. https://doi.org/10.1097/PRS.0000000000009535
- Wang R ほか、「Combined Novel Microfocused Ultrasound and Microneedle Fractional Radiofrequency System for Multilayered Facial Rejuvenation: A Prospective, Randomized, and Split-Face Study」, Journal of Cosmetic Dermatology, 2025. https://doi.org/10.1111/jocd.70455
