二重あごの原因は脂肪?それともたるみ?
二重あごは太ったせいだと思われがちですが、痩せている方でもあご周りがたるむことはあります。まず、あご下の脂肪によるものか、皮膚や筋膜のたるみによるものかを見極め、治療方針を決めます。脂肪が原因なら脂肪を減らし、たるみが原因ならフェイスラインを引き上げます。両方が重なっている場合は、どちらにも対応します。
二重あごはなぜできる?

あご下は脂肪がたまりやすく、体重が増えると厚みが出やすい場所です。加齢で肌のハリが低下し、顔の下部を支える力が弱まると、頬やあごの縁の組織が下がり、フェイスラインが曖昧になります。2023年のあご周りの注入治療のレビューでも、皮膚や軟部組織の下垂がジョール(口横のたるみ)やあご先のたるみにつながると説明されています。うつむく姿勢や、あごの短い骨格も、二重あごを目立たせる要因です。
二重あごが脂肪によるものか、たるみによるものかを見分けるには?
二重あごは、原因と特徴から4つのタイプに分けられ、主に使う治療法も異なります。
| タイプ | 特徴 | 主な治療法 |
|---|---|---|
| 脂肪型 | あご下をつまむと、柔らかい脂肪が厚くつかめる | 脂肪冷却、マイクロ波 |
| たるみ型 | 脂肪は少ないが、輪郭が曖昧で皮膚がたるむ | 集束超音波、高周波、注入による輪郭リフト |
| 混合型 | 脂肪があり、フェイスラインも下がっている | 脂肪減少とリフトアップの併用 |
| 骨格・姿勢型 | あご先が短い、うつむくと目立つ | あご先のボリューム補充、姿勢の改善 |
鏡の前で少しあごを上げたとき、あご下のふくらみがほぼなくなるなら、たるみの影響が大きいと考えられます。それでも厚みが残るなら、脂肪の影響が大きい傾向があります。実際には両方が重なるケースが最も多く、診察でも、まずその割合を確認します。脂肪型にリフトアップだけを行ったり、たるみ型で脂肪だけを減らしたりしても、期待した変化につながりにくいためです。経験が少ないと見落としやすい区別でもあります。
あご下の脂肪を減らす方法
脂肪型の二重あごには、脂肪冷却がよく用いられます。206人を対象とする8件の研究をまとめた2025年のメタ解析では、施術後のあご下の脂肪の厚さは平均2.78mm、体積は19.57cm³減少し、副作用は軽く、一時的なものでした。クールスカルプティング(脂肪冷却)は3週間後から変化が現れ始め、6か月まで続くため、翌日の鏡だけで判断する必要はありません。2.45GHzのマイクロ波もあご下に使われます。あご下の皮膚にたるみがある女性10人が、30日おきに2回施術を受けた2025年の研究では、12週目にたるみの評価が平均3.6から2.3に低下し、有害事象はありませんでした。
たるんだフェイスラインを引き上げる方法
たるみ型の二重あごには、深い層に働きかけるリフトアップが必要です。リアルタイム画像を用いる集束超音波に関する2019年の専門家コンセンサスでは、画像で層を確認し、深さと照射ライン数を決め、十分な密度で施術することが推奨されています。輪郭が曖昧で頬の外側にくぼみもある場合は、CaHA・PLLAなどのコラーゲンブースターをフェイスラインに沿って注入する輪郭リフトも選択肢です。ただし、アウトライン輪郭リフトは脂肪を溶かす注射ではありません。あご下の脂肪が厚い方より、フェイスラインが崩れている方に適しています。
二重あごは、一つの施術だけで改善できる?
混合型では、一つの施術だけでは十分な変化が得られないことがあります。2023年の首の非外科的治療に関するレビューでも、あご下の脂肪と皮膚のたるみを分け、脂肪には冷却や脂肪溶解注射、軽度から中等度の皮膚のたるみには超音波や高周波を検討できるとしています。そこで、先に脂肪を減らしてからフェイスラインを引き上げるか、二つの層を同時に治療するかを決めます。ウルセラとクールミニを併用した方からは、「下がっていたあごのたるみが引き締まり、顔がすっきりした」とのお声がありました。脂肪とたるみの両方に対応した例です。
ドンアン中心クリニックの二重あご治療
当院では流れ作業の診療を行わず、医師がカウンセリングから施術まで直接担当します。あご下の脂肪の厚さや、たるみの位置を確認し、機器と治療の順序を決めます。
オンダリフトでは、韓国第1号のONDA LIFTING EXPERT MEMBERであるク・ソヨン院長が、3mm・7mmのハンドピースを使い分け、あご下のハリと顔の下部の脂肪に対応します。二重あごと頬のたるみがある方、急な減量で皮膚がたるんだ方に、特に適した施術です。ウルセラプライムは、筋膜層まで働きかけるリフトアップです。ウルセラ認定クリニックである当院では、医師がリアルタイム画像で層を確認しながら施術します。たるみが始まっている層を見極め、顔に合ったライン数を決めます。満足できる結果には、十分な照射ライン数も大切だからです。変化は当日よりも時間とともに明確になり、患者様からも「数日後にフェイスラインが上がってくる感じがした」とのお声がありました。輪郭の縁が崩れている場合は、アウトライン輪郭リフトでCaHA・PCL・PLLAをフェイスラインに沿って注入します。あご下の脂肪が厚い場合は、クールスカルプティングのクールミニを併用します。ク・ソヨン院長は、二重あごの脂肪冷却について学会発表も行っています。チョ・チャンファン院長は、D&PS 2025年3月号のコラムで、あご周りのもたつきが生じる仕組みと、リフトアップ機器の役割を医師向けに解説しました。
二重あごの施術前に知っておきたいこと
脂肪の減少は数週間かけて徐々に現れます。体重が再び大きく増えると、残った脂肪細胞が大きくなる可能性があります。たるみが強い場合や、余った皮膚が多い場合は、切らない施術だけでは限界もあるため、診察で期待できる変化を確認します。心血管・肝臓・腎臓疾患がある方、腫瘍の治療中、妊娠・授乳中の方にはオンダを勧めていませんので、事前にお知らせください。効果や持続期間には個人差があります。
二重あご治療のよくある質問
ソウル江南・狎鴎亭で二重あごの施術を受けるクリニックは、どう選べばよいですか?
脂肪とたるみを見分けて機器を選べるか、医師が直接カウンセリングと施術を行うかを確認しましょう。狎鴎亭ロデオ駅近くの当院は、韓国第1号のONDA LIFTING EXPERT MEMBERに認定された院長が診療する、ウルセラ認定クリニックです。
痩せているのに二重あごになるのはなぜですか?
皮膚や筋膜がたるむと、脂肪が少なくても輪郭が曖昧になり、二重あごに見えます。この場合は、脂肪を減らすより、フェイスラインを引き上げるリフトアップが適しています。
二重あごの施術後は、すぐ普段どおりに過ごせますか?
オンダリフトとウルセラは直後から普段どおりに過ごせます。赤みや腫れが出ても、多くは数日で治まります。注入による輪郭リフトでは、腫れや内出血が数日続く場合があります。
二重あごの施術費用は何で変わりますか?
使用する機器や組み合わせ、施術範囲、照射ライン数、注入量によって異なります。医師があご下の状態を診察したうえで、ご案内します。
参考資料
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- Sturm Angela ほか、 「Nonsurgical Rejuvenation of the Neck」, Clinics in Plastic Surgery, 2023. https://doi.org/10.1016/j.cps.2022.12.014
