リフトアップ後に頬がこけるのはなぜ?原因と予防

リフトアップを受けたいけれど、頬がこけるのが心配で迷っている。そうした方は少なくありません。頬のこけは、機器そのものよりも、照射する深さや部位が顔の脂肪量に合っていないときに生じやすくなります。施術前に皮膚の厚さや脂肪量を確認し、脂肪の少ない部分を避ける、あるいは出力を抑えることが、予防で特に大切です。

リフトアップ後に頬がこけるのはなぜ?

コラーゲン線維とボリュームの関係を示したイラスト

リフトアップ機器は熱でコラーゲンを刺激しますが、その熱が脂肪層まで届く機器もあります。高密度焦点式超音波(HIFU)を扱った2025年のレビューでは、超音波の熱がコラーゲンの再生を促すとともに、脂肪細胞の大きさを減らすと説明されています。頬に脂肪が多い方では顔がすっきりしますが、もともと脂肪の少ない頬骨の下や頬の外側に熱が集中すると、その部分がくぼんで見えることがあります。

同じレビューでは、ハイフ(HIFU)が低侵襲の施術であっても、合併症は起こり得ると指摘しています。頬のこけも、機器自体より、顔に合わない治療計画によって生じる場合が少なくありません。

頬のこけは、リフトアップだけが原因?

必ずしもそうではありません。顔の老化を扱った2024年のレビューでは、特定の脂肪区画の脂肪が減ることが、顔の構造的な老化の主な原因とされています。年齢とともに少しずつ頬がくぼんでいて、リフトアップでたるんだ組織が上がると、そのくぼみが目立つようになることもあります。

体重の変化も大きく影響します。減量薬を使用した患者の画像を解析した2025年の研究では、10kgの減量ごとに、中顔面の体積が約7%減少しており、主に浅い脂肪層で減少がみられました。ダイエット中の方や、最近大きく体重が減った方は、より慎重にリフトアップの計画を立てます。

頬がこける主な原因の比較

原因によって、起こりやすい人や部位、予防法や対処法が異なります。

原因 起こりやすい人・部位 予防・対処法
脂肪層への過度な加熱 脂肪が少ない頬骨の下・頬の外側 深さや出力を抑える、該当部位を避ける
同じ場所への重複照射 狭い範囲に多く照射した場合 部位ごとに照射数を分け、均一に配分
加齢による脂肪の減少 40代以降、もともと顔の脂肪が少ない方 リフトアップ前後にボリュームを補う治療も計画
急激な減量 ダイエット中、最近体重が減った方 体重が安定してから計画、肌育注射(スキンブースター)の併用
輪郭注射・脂肪溶解注射の過量投与 頬の脂肪が少ない部位に繰り返し注入した場合 脂肪量を確認し、注入量や回数を調整

ウルセラで頬がこけるのを防ぐには?

ウルセラはSMAS筋膜層まで超音波を届けるため、深さの選択が重要です。ウルセラプライムでは、リアルタイムの超音波画像で皮膚の厚さを確認しながら施術できるので、脂肪が薄い部分を画面で見て、深さを調整します。超音波リフトの研究をまとめた2023年のレビューでは、副作用の多くは軽い内出血、赤み、痛みで、2〜3日以内に治まっていました。この超音波リフトは、ほうれい線やマリオネットラインが深く見える方、これまでのリフトアップの持続性に満足できなかった方で、よい反応がみられます。たるみが始まっている層を確認し、照射の深さを決めます。初めてウルセラプライムを受けた方からは、「数日後、フェイスラインが上がってきた感じがあった」とのお声がありました。

チタニウムリフトなら、頬のこけを心配しなくてよい?

チタニウムリフトは755・810・1064nmの3波長のレーザーを用い、痛みが少なく、ダウンタイムもありません。深い層を狙うSTACKモードと、真皮を狙うSHRモードがあり、スリミングも代表的な効果の一つです。そのため、顔の脂肪が少ない方は、部位ごとにモードを分け、深いモードは脂肪が厚い部分だけに使います。頬の脂肪が少なく、こけが心配な方は、診察時にお伝えください。このレーザーリフトは、結婚式や記念日など、大切な予定に向けて肌を整えたい方にも好評です。

脂肪の少ない顔でも、オンダリフトで頬はこけない?

オンダリフトは、2.45GHzのマイクロ波で真皮から脂肪層まで熱を届けます。浅い3mmハンドピースはコラーゲンの収縮を促し、深い7mmハンドピースは脂肪細胞の分解に働きかけます。二重あごや頬のたるみには利点ですが、脂肪が少ない方は浅いハンドピースを中心に計画する必要があります。「オンダで効果を感じなかった」という声も、脂肪の厚さやたるみを確認せず、同じ設定で繰り返す場合に多く聞かれます。頬のこけも同じ理由で起こり、経験が少ないと見落としやすい点です。心血管・肝臓・腎臓疾患がある方、腫瘍の治療中、妊娠・授乳中の方は受けられないため、事前に確認します。

ドンアン中心クリニックで行う頬のこけの予防

当院では流れ作業の診療を行わず、医師がカウンセリングから施術まで直接担当します。施術の相談もカウンセラー任せにせず、医師が顔を診察し、脂肪が多い部分と少ない部分を分けてから、照射部位を決めます。

ク・ソヨン院長は、El.En・DEKAから韓国第1号のONDA LIFTING EXPERT MEMBERに認定されています。皮膚の厚さ、脂肪量、たるみの位置を確認し、オンダリフトの3mm・7mmハンドピースを使い分けます。また、当院は、ウルセラの認定クリニックで、施術後に正規品による施術を証明する認定証をお渡ししています。チタニウムリフトのメーカーであるAlma社からは、Alma Elite賞を受賞しています。すでに頬にくぼみがある方には、ヒローウェーブ(HILO WAVE)で頬の外側や頬骨の下のくぼみを先に補ってから、リフトアップを加える順序をおすすめしています。機器による効果が長く続かないという悩みも、この組み合わせで補います。オンダとヒローウェーブをあわせて受けた患者様からは、「相乗効果があるようで、顔全体がすっきり整った感じがする」とのお声がありました。撮影を前に急いで来院される方には、腫れや赤みを出さずに、すぐ変化が見える組み合わせを考えます。

リフトアップ前に知っておきたい、頬のこけについて

脂肪量や皮膚の厚さは人それぞれなので、同じ治療計画でも結果には個人差があります。施術後、腫れが引く過程で一時的に頬がくぼんで見えることもあるため、結果は数週間後に判断します。すでに頬のこけが生じている場合は、ボリュームを補う施術で対応できますが、回復には時間がかかります。

頬のこけのよくある質問

ソウル江南・狎鴎亭で頬のこけに配慮したリフトアップを受けるには?

医師が顔の脂肪量を直接確認し、部位ごとに深さを変えて治療計画を立てるかを確認してください。当院では院長がカウンセリングから施術まで担当します。

頬がこけた場合、元に戻りますか?

腫れの影響で一時的にくぼんで見える場合は、数週間以内に自然に戻ります。脂肪が減った場合は、スキンブースターやコラーゲンブースターでボリュームを補います。

顔の脂肪が少なくても、リフトアップを受けられますか?

受けられます。脂肪層よりも真皮を狙う浅い深さを中心に計画し、必要に応じてボリュームを補う施術を組み合わせます。

輪郭注射による頬のこけも、同じ原因ですか?

脂肪の少ない部位に、脂肪を減らす注射を多く打つと、同じようにくぼむことがあります。そのため、注入前に脂肪量を確認します。

リフトアップの費用は、どのように決まりますか?

機器の種類、照射数、施術部位、ボリュームを補う治療を併用するかによって異なります。医師の診察後にご案内します。

参考資料

  1. Welc N ほか、「High-Intensity Focused Ultrasound-Application, Effects and Complications」, The Australasian Journal of Dermatology, 2025. https://doi.org/10.1111/ajd.14454
  2. Strong AL ほか、「Technical Precision with Autologous Fat Grafting for Facial Rejuvenation: A Review of the Evolving Science」, Plastic and Reconstructive Surgery, 2024. https://doi.org/10.1097/PRS.0000000000010643
  3. Sharma RK ほか、「Radiographic Midfacial Volume Changes in Patients on GLP-1 Agonists」, Otolaryngology-Head and Neck Surgery, 2025. https://doi.org/10.1002/ohn.1209
  4. Al-Omair A ほか、「Patient satisfaction of microfocused ultrasound treatments on the face and neck laxity: A narrative review」, Journal of Cosmetic Dermatology, 2023. https://doi.org/10.1111/jocd.15766

執筆:ドンアン中心クリニック 医師

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