ウルセラの仕組みと効果|たるみを引き上げる理由

ウルセラの仕組みを知ると、結果の待ち方も変わります。肌表面を傷つけず、内部の決められた深さに超音波を集め、小さな熱凝固点を作る施術です。その修復過程で組織が引き締まり、新しいコラーゲンが増えます。効果は数か月かけて高まり、持続期間は一人ひとり異なります。診療では、頬やフェイスラインがたるみ始めた方、他の施術の持続に満足できなかった方に、特によい反応が見られます。

たるんだ顔をどのように引き上げるのですか?

皮膚の下の一点に超音波が集まる様子を示した模式図

虫眼鏡で太陽光を一点に集めると紙が熱くなるように、ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)を皮膚内部の一点に集めます。焦点には、コラーゲンの再生に適した60〜70℃の小さな熱凝固点ができ、その上の肌表面は傷つかずに保たれます。

2025年の総説によると、集束超音波は皮膚の各層とSMAS(表在性筋膜層)に局所的な熱凝固点を作り、線維芽細胞を集めて、新しいコラーゲンとエラスチン線維の産生を促します。その結果、ハリとキメが改善し、たるみが軽減します。[1]

どの深さまで届きますか?

トランスデューサー(ハンドピースの先端)ごとに焦点の深さが決まっており、対象となる層とお悩みが異なります。

焦点の深さ 作用する層 主に対応するお悩み
1.5mm 真皮浅層 目元の小じわ、たるみ毛穴
3.0mm 真皮中層 頬・頬骨周辺のハリ
4.5mm SMAS筋膜層 頬のたるみ、ぼやけたフェイスライン

フェイスリフト手術で引き上げるのもSMASです。高周波との大きな違いもここにあります。高周波は主に真皮を広く加熱し、ウルセラは筋膜層まで点状に熱を届けます。診察では、たるみがどの層から始まったかを確認し、深い層が下がっている場合はこの超音波リフトをまず検討します。機器ごとの深さは、 オンダ・ウルセラ・高周波リフトアップの比較記事でもご確認いただけます。

効果はいつから現れますか?

直後は熱を受けた組織が収縮し、軽く引き締まる感覚があります。目に見える変化は、新しいコラーゲンが増える数週間〜数か月の間に現れます。16件の研究をまとめた系統的レビューでは、90日目に医療者の評価で92%にハリやしわの改善があり、1年後まで続きました。患者さん自身が感じた改善は軽度でしたが、その割合は90日目の42%から360日目の53%へ増えました。[2] 一度に大きく変わるより、時間とともに輪郭が整っていく施術です。初めてプライムを受けた方も「数日たつとフェイスラインが上がる感じがした」と話していました。撮影やイベントがある場合は、その日から逆算して余裕をもって受けるようご案内します。

効果はどのくらい続きますか?

年齢・皮膚の厚み・たるみ・ライン数によって異なります。同じレビューでは、1年を超える長期追跡データはまだないとされています。[2] 次回の時期は先に固定せず、肌の状態を再確認して決めるのがよいでしょう。真皮を広く加熱する サーマクールFLXと併用し、2つの層に分けて働きかける方法もあります。ハリと輪郭の両方を整えたい方は、2つの機器を組み合わせることが多く、実際に受けた方から「ハリがよくなり、二重あごやフェイスラインがすっきりした」というお声もありました。

リアルタイム画像が大切なのはなぜですか?

皮膚の厚みは個人差があり、同じ顔でも額とフェイスラインでは違います。焦点が浅すぎても深すぎても、効果が下がり、不快感が強くなることがあります。複数の機器を比較した専門家コンセンサスでは、画像による層の確認と接触状態の検知が、合併症の予防と安全性・有効性の向上に役立つとされました。[3] 額とフェイスラインを同じ深さ・ライン数で施術することはできません。部位ごとの厚みを見極め、各層に必要なエネルギーを十分に届けることが大切です。

当院では、どのように施術していますか?

当院はウルセラ認定クリニックで、最新の ウルセラプライムを使用しています。DeepSEEのリアルタイム超音波画像で厚みと層構造を確認し、医師が部位ごとの深さとライン数を決めます。

当院は一人ひとりに向き合い、医師が直接カウンセリングと施術を担当します。チョ・チャンファン院長、ク・ソヨン院長、イ・ジンヒョン院長は、2026年のウルセラプライムAURAグランドシンポジウムに参加しました。また、2016年からウルセラとサーマクールを組み合わせる「ウルサーマクール・ペンタシステム」を行っています。

麻酔はクリームと静脈麻酔から選べ、施術後には正規施術の認証書を発行します。ウルセラは痛みが強めで、頬骨やフェイスラインなど骨に近い部分では、響くような重い痛みを感じることがあります。心配な方には静脈麻酔をご提案し、従来機より痛みの少ないプライムはクリーム麻酔のみで受ける方もいます。

施術前に知っておきたいことは?

軽度〜中程度のたるみに、よい結果が見られます。レビューでは、非常に強いたるみやBMI30超は効果が低く、相対的禁忌とされました。[2] 照射中は骨に響くような痛み、施術後は1〜2日続く腫れや重だるさが出ることがあります。感覚異常や内出血など、他の副作用はまれでした(2%)。[2] 強いたるみでは期待ほど引き上がらない可能性があるため、ウルセラだけをすすめることはありません。施術後1週間は高温のサウナ・岩盤浴・激しい運動を控えてください。結果と持続期間には個人差があります。

ウルセラのよくあるご質問

ソウル江南・狎鴎亭でウルセラを受けるクリニックは、どう選べばよいですか?

認証施設か、正規施術の認証書を発行するか、リアルタイム画像で層を確認するかを見ましょう。相談と施術の担当者も大切です。当院は医師が直接カウンセリングと施術を行います。

サーマクールとは仕組みがどう違いますか?

ウルセラは集束超音波で、最も深い場合は4.5mmのSMAS層まで点状の熱凝固点を作ります。サーマクールは表皮を冷やしながら高周波で真皮を広く加熱します。対象の層が異なるため、併用することも多くあります。

効果は施術直後からわかりますか?

直後は引き締まる感覚があり、新しいコラーゲンが増える数か月の間に、あごや頬のラインの変化がはっきりしていきます。

痛みが心配ですが、静脈麻酔はできますか?

はい。当院ではクリーム麻酔と静脈麻酔を選べます。痛みが強めの施術のため、静脈麻酔を選ぶ方も多くいらっしゃいます。プライムは、従来機より施術中の痛みが軽減されています。

料金は何によって変わりますか?

部位・トランスデューサーごとのライン数・麻酔方法によって異なります。医師が画像で厚みを確認してライン数を決め、費用をご案内します。

参考資料

  1. Vachiramon V ほか、「Microfocused Ultrasound in Regenerative Aesthetics: A Narrative Review on Mechanisms of Action and Clinical Outcomes」, Journal of Cosmetic Dermatology, 2025. https://doi.org/10.1111/jocd.16658
  2. Contini M ほか、「A Systematic Review of the Efficacy of Microfocused Ultrasound for Facial Skin Tightening」, International Journal of Environmental Research and Public Health, 2023. https://doi.org/10.3390/ijerph20021522
  3. Pavicic T ほか、「Microfocused ultrasound with visualization: Consensus on safety and review of energy-based devices」, Journal of Cosmetic Dermatology, 2022. https://doi.org/10.1111/jocd.14666

執筆:ドンアン中心クリニック 医師

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